●啓蒙思想

読み(ひらがな)

けいもう しそう

意味

伝統的な権威や偏見から離れ、合理性と理性を啓発するための思想。 18世紀に起きた革新的思想。

解説

それまでの伝統的な考え方をあらため、理性による論理的な考え方を 明らかにしようとした思想のようです。 民主主義にもとづく政治が生まれた要因は、 17〜18世紀、ヨーロッパの封建時代末期に絶対君主制に疑問をもって、 それを批判するために新しい政治の考え方が生まれた為だと思います。 この時代に、イギリスのロックやフランスのルソーなどが主張した 社会契約説が民主政治のベースにあるようです。また、啓蒙という意味は、 古い習慣である偏見や迷信を疑わない人たちを新しい考え方に 導くことではないかと思います。

重要語の意味

啓蒙=「けいもう」と読み、知に暗い人を教え導くこと。enlightenment。  思想=「しそう」と読み、政治的・社会的考え方。  啓=ひらく。みちびく。おしえる。  蒙=くらい。理にうとい。おおう。  思=ねがう。おもう。こころ。  想=おもう。  伝統=「でんとう」と読み、ある民族や社会で古くから行われている習慣や傾向・迷信など。  権威=「けんい」と読み、他をおさえて従わせるちから。  偏見=「へんけん」と読み、かたよった考え方。公正でない考え方。  合理性=「ごうりせい」と読み、論理的に正しいこと。  理性=「りせい」と読み、物事を感情に左右されずに論理的に考える能力。  啓発=「けいはつ」と読み、多くの人が気づいていないことを教え分からせること。  革新=「かくしん」と読み、古い制度などをあらためて新しいものにすること。  民主主義=「みんしゅしゅぎ」と読み、主権が人民にあるという政治の考え方。  政治=「せいじ」と読み、国家の主権者がその権力によって国土と人民を治めること。  封建時代=「ほうけんじだい」と読み、諸侯に土地を与えてその土地を治めさせていた時代。  絶対君主制=「ぜったいくんしゅせい」と読み、君主が絶対的な権力を持ち国家を治める方法。  ロック=イギリスの哲学者・政治思想家。著書「人間知性論」など。[1632-1704]。  ルソー=フランス啓蒙期の思想家・小説家。著書「社会契約論」など。[1712-1778]。  社会契約説=「しゃかいけいやくせつ」と読み、国民が相互に自由平等であるために各人が合意することで成り立つという学説。 自然状態・自然権がベースにある考え方。  迷信=「めいしん」と読み、長い習慣から生まれた社会の決りのようなもの。  enlighten=啓発する。教化する。 

いわれ(歴史)と重要度

社会契約説。   重要度=☆       難易度=むずかしい。   熟語分類=政治経済


啓蒙思想


ワクチンの真実